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粉雪 [雑感]

2005年12月11日、日曜日。

父の入院先の病院に行っていた母から慌てた声でうちに電話がかかってきました。

「お父さんが息してない。すぐ来て!」

私は父のお店の自動車保険関連の作業でパソコンに向かっていたところでした。
ダダダっと階段を下りて相方に「お父さんが息してないって!」と叫ぶと、私はヘナヘナと崩れ落ちてしまいました。
目の前が真っ白になりました。
動悸がして、何をどうすればいいのかわかりませんでした。

相方はその日は会社へ行く予定でしたが、家に居ても大丈夫そうだということでたまたま家にいました。
相方が私を抱えるようにしてクルマに乗せ父の入院先に連れて行ってくれました。

「大丈夫!まだしんだわけじゃない。あのお父さんがそう簡単にしぬわけがない!」

私はほとんど自分に言い聞かせるようにそう言いました。
相方は「そうだよ。大丈夫だよ。」と言ってくれました。

病院に着くと目を真っ赤にした母が待っていました。
ほどなくして兄も到着しました。

兄もこの日は会社に行く予定だったのだけど、家でやることにして前日にパソコンを家に持ち帰り、家で仕事をしていたところだったそうです。

医師から説明がありました。
詳しい原因はよくわからないと言いました。
体に負担をかける治療に、体力がもたなかったのかもしれません。
元々、父は糖尿病で免疫力も体力も人より落ちていました。
73歳という年齢もありました。

人工的に呼吸をさせ続ければ生命は維持できるかもしれないけれど植物状態になると言われました。
延命措置。。。
このままだったらまもなく心臓も止まるだろうと。

今まで十分苦しんだ父をもう楽にさせてあげたいと思いました。
たくさんの管を体につけ、しんどそうにしている姿をもう十分見てきました。
私たち家族は、延命措置をとらないことを選びました。

「では、ご家族で看取ってあげてください。」と医師が言いました。
徐々に低い数字になっていく心電図を横目で見ながら、私たち家族は父のそばに立ちました。
母はずっと最後まで父に語りかけていました。

「お父さん、何やってんの。ちゃんと自分で息せりん!」

兄も父の耳元で大きな声で語りかけました。

「お父さん、聞こえるら?はよ起きや!」

私はずっと父の、まだ暖かさが残る手を握りながらしゃがみこんで泣いてばかりいました。
私もお父さんに語りかけなきゃ!
…そう思いながらもなかなか立ち上がることができませんでした。

頑張らなきゃ…。

立ち上がって父の顔に近づきました。

「お父さん、お父さん、お父さん。。。」

言葉になりませんでした。

治療中の父はホントに苦しそうでした。
でも私はこれを乗り切れば治るんだからとずっと思っていました。
だから病院でも私は父にハッパばっかりかけていました。
「つらいだろうけどもう少しだから頑張って!」
「スーパーじーじなんだからまだまだこれからも頑張ってもらわなきゃ!」って。。。
優しい言葉一つかけてあげていませんでした。
しんどい思いさせてごめんね。ハッパかけてばっかりでごめんね。優しい言葉をかけてあげられなくてごめんね。
そんな思いでいっぱいでした。

徐々に心電図の数字が低くなり、やがてゼロという表示になりました。
後ろに立っていた医師が確認をしに進みでてきました。
医師が臨終であることを口にしました。

私は相方の胸で声をあげて泣き崩れました。

 

父は入院中、少し調子が良くなってきていたとき私にこんなふうに言ってました。
「おまえが来ると元気が出る。おまえは即効性のパワーをくれる即効力。お母さんはそばにいてくれるだけで安心できる安心力。」

でも私は父が退院したあとにお店を続けれるようにという気持ちばかりで、なかなか見舞いに行かずお店にばかり行っていました。
こんなことになるなら、店に行っている時間の分、見舞いに行ってあげていれば良かった…。

父と最後に話をしたとき、私の声は聞こえているようでしたが、父は話そうとしても息が漏れてくるだけで何を話しかけようとしているのか私にはわからない状態でした。それでも私が話しかけるとニッコリ笑ってくれていました。
もっともっと父との時間を大切にすれば良かった…。

父がお店に復帰できるようにするために、頑張ってそれまでの間お店をつなぎとめておこうと思っていました。
何のために私は頑張ってきたの?
父はめったに褒めてくれない人でした。
私は父に褒めてもらいたかったのかもしれません。
父が元気になったら、私が父の代わりにやったことを全部手帳に書き留めておいて
「これだけのことをやったのよ!」って見せて
「おまえがこんなにやれる子だったなんて!」って言ってもらって…。

父は、母が来るのを待っていたかのように呼吸が止まり、兄と相方と私が来るのを待っていたかのように心臓が止まりました。
お父さん、私たちのために頑張って待っていてくれたんだね。ありがとう。

実家がマンションなので遺体を運び込めないということだったので
相方が「うちに来てもらおう」と言ってくれました。
父を私の家に連れて帰りました。
通夜は翌日になったのでその晩私は和室に自分の布団を持ち込んで、父の横で寝ました。
小さい頃、お父さんっ子だった私は夜中によく父と母の寝室に行き、母を押しのけて父と一緒に寝たのを思い出しました。

葬儀の日の朝、この地方にはめずらしく粉雪が舞いました。
兄はそのことを喪主挨拶のときに
「参列していただいた皆様にはご不便をおかけしましたが、ロマンチストだった父らしい演出です。」と言いました。

たしかに父らしい。

粉雪なんてロマンチックな演出をしておきながら、火葬場で自分がお空に昇っていくときには、雪もすっかりやんでお日様が照る青空にするなんてのも都合の良い晴れ男の父らしいと思うとちょっと笑ってしまいました。


父のお店は、父が亡くなったら閉めるということに以前から決まっていました。
相方が一週間会社を休んでくれて店の処分を手伝ってくれました。
それでもまだまだ今も店の処分は終わっていません。

父は何でも取っておくタイプの人だったようで、お店を片づけていると
「なんでこんなものがとってあるの?」と思うようなものがいっぱい出てきます。
そんな中で、去年、野球好きな父のために相方がプレゼントした日本シリーズのチケットが出てきました。
なんだかちょっと嬉しかったです。


10月の初めに発熱して2ヶ月。。。あっという間に逝ってしまいました。
私は、父は治るもの!とばかり思っていたので、悔やまれることがいっぱいあり過ぎてツライです。
もっと違う治療法があったのではないか?
もっと父との時間を大切にしたかった。
もっといろんなところに連れて行ってあげたかった。
もっといろんなことを教えてもらいたかった。

父との時間はまだまだこれから先もたくさんあるのだとずっと思っていました。
戻せるものなら時間を戻したい。。。


みなさんにいっぱいいっぱい応援してもらったのに、応えられない結果になってしまってごめんなさい。
でもとっても感謝しています。
みなさんのおかげで私も頑張れました。
ホントにホントにありがとうございました。

そして、こんなに長い記事を最後まで読んでくれて、ありがとう。

※カレンはいつも通り元気です。
お散歩は遅い時間にしか行けないのでいつもの公園には行けない日が続いているのだけれど、この子がいつも通りにやんちゃしてくれている分、その時間だけは父のことを忘れて、私もはしゃいでいられることができます。


追記(2005/12/22)

みなさんにいっぱい優しいコメントをいただき、本当にありがとうございます。
自分の記事を読み直しては涙し、みなさんからいただいた一つ一つのコメントを読むたびに心温まる言葉が嬉しくてまた涙が出てきます。

この2ヶ月の間に一気に父との関係が子供の頃のものに戻った気がします。
若い頃は「私は父が死ぬとき涙を流すことができるんだろうか?」なんて思った時期もありました。
とっても苦手だった時期もあったし、無関心だった時期もありました。
不思議なものです。今、少し落ち着いてきて、自分の記事を読み直すと、父が死ぬときの私はまるで置いてけぼりにされた小学生の子供のようです。
この2ヶ月が私をそうさせたのかな・・・っと思います。

今でもなんだかまだ実感がなくて、ふと父が横から現れそうな気がしたりします。
後かたづけでバタバタしているときは何も考えなくて済むけど、ふと1人になって考えると今も悔しくて寂しくて悲しくて声を上げて泣きたくなります。
カレンと公園に行って誰もお友達ワンコがいないときに、ふと父のことを思い出し、勝手にさっさと逝っちゃった父がちょっと憎らしくなって、小さな声で「お父さんのバーカ」と呟いたらまた泣けてきました。

みなさんにいただいたコメントへのお返事、もう少し遅くなりそうです。

ごめんなさい。


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コメント 19

なんだか涙が出そうになりました。
ある本に、『死にたくないっていうなら、あたしはがんばってって、声がかれるまで応援しつづける。けど、その子が、もう楽になりたいっていうのなら、あたしは、うん、そうだよね、もうがんばったもんね、という。』という

文がありました。なんだかそれを思い出しました。
なんか・・・上手く言い表せないけど・・・ぅん・・・
落ち込むべき時は、とことん落ち込んで悪くないとあたしは思います。
今は落ち込んで、ゆっくりでいいから登って行って。
なんか・・・コメントしといて意味不でごめんなさいね、けど
なんか・・・あたしも同じような経験をしていて・・・。
ぅん、なんか、がんばってください。苦笑
by (2005-12-18 23:27) 

タクパパ

ご愁傷様です。 ご冥福をお祈りいたします。
お父さんも ももさんも頑張りましたね。 お父さん 喜んでいると思いますよ さすが我が娘って!
by タクパパ (2005-12-19 01:07) 

ゆう

ももちゃん、大変だったね・・・・。
でも、ももちゃんは、お父さんのためにお仕事してきたし、おとうさんが喜ぶ顔をみたくてお仕事がんばったし、お父さんも、喜んでいたと思う。
一緒にいる時間も必要だったかもしれないけど、まえ、ももちゃんが言ってたでしょう?その人のために、どうしてきたか、も大切だった、って。
ももちゃんは、十分、大好きなお父さんのために、ももちゃんがその時できることを一生懸命やっていたと思います。そして、ももちゃんが、お父さんの娘のももちゃんであることが、やっぱりお父さんはうれしいと思います。
だから、大丈夫だよ。
by ゆう (2005-12-19 01:14) 

yun

ももさん。お父様を思いやって、頑張ってたももさんの気持ち、深く理解していますよ~。お父さんだもの。。。治ると思っていただけに、急な事でショックでしたね。大丈夫ですか?2ヶ月の入院という形であったけど、お父さんのと絆を更に強める大切な時間を、神様はくれたのかもしれません。これからもお父様は、ももさんの側で微笑んで見守ってくれると思います。お父様が心配しないように、ももさんらしくいてくださいね。
by yun (2005-12-19 07:56) 

mayumi

お悔やみ申し上げます。

ごめんね、言葉が見つからないの。
でも、ももさんの暖かな手や声、お父様嬉しかったはずだよ。

やっぱ、何書いているかわからない、ごめんね。
by mayumi (2005-12-19 12:52) 

あ*ゆ*み

涙が止まりません。。。
思い起こして文章にするのは辛くなかったですか・・・
私も言葉が見つかりません
by あ*ゆ*み (2005-12-19 19:16) 

まろすもママ

お父さん、残念でしたね。
私も治って元気に戻ってらっしゃると思ってました。

私も10年前に父を亡くしてます。
うちは事故だったんですが、その時私は入院中で父と最後に話したのはお盆に外泊してる時でした。
私もももさん同様父親っ子で、心配ばかりかけて逝かせてしまいました。
状況は違うけど、ももさんの気持ち、よくわかります。
今は本当に辛いと思います。
でも、お父さんは絶対にももさんの事を守ってくれます。
私はいつも父が守ってくれてるって感じてます。
お父さんはいつでもももさんの側にいますよ。

お父様のご冥福を心からお祈りいたします。
by まろすもママ (2005-12-19 19:26) 

まるちゃん

ももさん この記事を書かれるのもお辛かったですね。
読みながら、カレンちゃんのあどけない仕草やつぶらな瞳を思い出して、涙しています。
お父様 ももさんの手のぬくもりをどんなにうれしかったでしょう!
この2ヶ月、看病されて、お母様を支えられて、家業もしっかり守って、そんなももさんをお父様は、喜んでられたと思います。
ももさんは、お父様に似てられるって仰ってましたね。
そのことが、何よりのお父様孝行と思います。
 
お父様のご冥福を心よりお祈りいたします。
ももさんもお身体に気をつけてくださいね。
by まるちゃん (2005-12-19 20:20) 

nori

お父さん残念でしたね。
私は小さい頃から(今でも)かなりのお父さん子なので、ももさんのブログを読んでいて涙が出てこらえることができませんでした。自分にもいづれは訪れる日を思うと言葉がみつかりません。
でも、ももさんのお父さんを思う気持ちは絶対伝わっていますよ。うまくは言えないですけど、ももさんの元気な姿がお父さんの幸せだと思います。
ももさんもつらいでしょうが、お母様を支えてあげてくださいね。

お父様のご冥福を心よりお祈りいたします。
寒い日が続いてますので、ももさんも体調を崩さないよう気をつけて
下さいね。 ももさん ガンバレ!!!
by nori (2005-12-20 09:03) 

cinnamon

お父様のご冥福をお祈りいたします。
ちょっとblogから遠ざかっていて、久しぶりに覗いてみたら…
びっくりしました。ももさんの頑張りはお父さん喜んでると思いますよ。
今はまだバタバタと忙しくされていて大変でしょうけど、お疲れが出ませんように… 
by cinnamon (2005-12-21 23:23) 

unitaro

心よりお悔やみ申し上げます。
by unitaro (2005-12-22 14:27) 

walnut

ももさん、大変でしたね。でもお店に、看病に精一杯頑張って、お父さんもよくやったな~!!って喜んでると思います。
お父様のご冥福をお祈りいたします。
ももさん、ゆっくり休んでくださいね。
by walnut (2005-12-22 23:49) 

komi

お父様のご冥福を心よりお祈りいたします。

今のももさんは、私なんかが想像しているよりもずっとつらく、悲しい気持ちでおられるのでしょう。ふとしたときに悲しみが襲ってきて、涙が止まらないこともあるでしょう。今は涙を我慢せず、泣いてください。
 そして、いっぱい泣いたら、今度は笑顔でまたかれんちゃんとの日々を暮らしてください。きっと、お父様もももさんの笑顔が大好きでそれを心から望んでいるでしょうから・・・・。
by komi (2005-12-22 23:55) 

momoring

ももさん・・・この記事は更新されてすぐに読んでたんだけど、
なんていったらいいかわからなくってそのまま帰ってしまいました。
お父さまはきっとももさんががんばってきたことを、褒めてくれてますよ。
ちゃんと伝わってると思います。
家族みんなに囲まれて、安心して旅立っていけたんじゃないかな・・・。
ご冥福をお祈りいたします。
(やっぱりつまんないことしかいえなくてごめんなさい)
by momoring (2005-12-23 01:32) 

saineko

ももさん。辛いですね。
この2ヶ月お父様のために、お店のこととか、ももさんがたくさん頑張っていたことお父様は何よりうれしかったと思います。
こんな時何て言葉をかけていいのかわからず、でも、ももさんが心配で・・
お父様のご冥福心よりお祈りいたします。
名古屋は雪で寒そうですが、風邪ひかないように気をつけてくださいね。
by saineko (2005-12-23 22:14) 

もも

★ナギさん、こんばんは。
ご訪問&ナイスありがとうございます。
全然意味不明なんかじゃないですよ。優しい気持ち伝わってきました。
そうですね。今は感情にまかせてどっぷり泣いて、ゆっくり昇っていこうと思います。

★タクパパさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうございます。
「さすが我が娘」ってのを読んでまた泣いちゃいました。そんなふうに思ってくれているといいな。でもね。実際には全然父には及ばなかったのですよ。何十年ものお店の経験を持つ父と商売にはまったく素人の私で比べる方が間違いだとは思うんだけど(^^ゞ
でもたくさんいい勉強ができたと思ってます。これからも父の「我が娘」として自信を持って生きていきたいと思います。

★ゆうちゃん、こんばんは。
TBありがとう。うれし涙でまた泣いちゃったよ。ゆうちゃんとうーちんの優しさに感謝です♪
ゆうちゃんのコメントを読んで自分が以前言った言葉を思い出したよ。ありがとう。そうだよね。人には言うくせに自分のことになるとすっかり忘れてた。私も自分が父の娘で良かったと思ってる。同じように父も私が娘で良かったときっと思ってくれてたと思う。この2ヶ月間、いろんなことを経験できたし、きっとこの時間はこれからの私の人生の糧になると思う。そういうものを残してくれた父に感謝しなきゃね。

★yunさん、こんばんは。
治るものと思ってたからショックが大きかったけど、だいぶ落ち着いてきました。ありがとうネー。
yunさんがおっしゃったとおり、この2ヶ月で父との距離がすごく近づいた気がします。そういう時間を神様がくれたのかもしれないですね。
きっとこれからも私が私らしく生きていくことが一番の親孝行なのかもしれないですね。

★mayumiさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとう~。mayumiさんの優しい気持ち伝わってきましたよ。ありがとう。
入院中、父の手を握ることが何度かあったけど、最初は父親の手を握るなんてのがなんだかちょっと気恥ずかしかったの。でもね。元気な頃はがっしりとしていた手がだんだん細く弱々しくなっていって、私が握ってあげてなきゃ!って思っちゃうくらいになっちゃった。
言葉が話せなくて話そうとしても息だけが漏れてきていたときに、父が「xxxxな」って言ったの。最後まで何だったのかわからなかったんだけど、今考えると「ありがとな」って言ってたのかなって思うの。私がそう思いたいだけかもしんないけどね。

★あ*ゆ*みさん、こんばんは。
一緒に泣いてくれてありがとう。それだけで十分嬉しいです。
この記事に書くときはそのときのことを一つ一つ思い出して涙をボロボロ流しながら書きました。
つらかったけど、今の気持ちを言葉で残しておきたくって。今書かないと書けなくなりそうだったから。

★まろすもママさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとう。
まろすもママさんもお父様を亡くしていらっしゃるんですね。
事故はつらいですね。前触れもなく急にいなくなってしまうのはショックが大きかったでしょう?
なんだかまだ実感はわかないけど、きっとこれからも父は私のことをどこかから見守ってくれるんだと思います。

★まるちゃん、こんばんは。
この記事書きながらボロボロ泣いちゃいました。読み直し、書き直してはまた泣いて~の繰り返しでした。
それでも今の気持ちを言葉で残しておきたかったの。今の気持ちを忘れたくなかったから。
一緒に泣いてくれてありがとう。嬉しかったです。まるちゃんに肩を抱き寄せられてる気分で私も泣きました。
まだ温かかった父の手はこれから旅立とうとしている人のものとは思えなかったです。ふっと目を開けそうなくらい優しい顔をしていました。
外見も性格も父譲りの私…、私が小さい頃よく父の周りの人が「目の中に入れても痛くないくらいだろう」って言うくらい父は私のことを可愛がっていたそうです。これからもこの父親譲りの外見と性格を大切にして、自信を持って生きていこうと思います。

★noriさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうございます。
一緒に泣いてくれてありがとうございます。
そうですね。言葉ではあまりたくさん父に伝えることはできなかったけど、気持ちはきっと伝わっていたと思いたいです。これからも私が元気でいることがきっと一番の親孝行かもしれないですね。
noriさんもお父さんっ子なんですね。悔いの残らないようにお父様との時間を大切にして差し上げてください。
私にもエールありがとうございます。頑張りますね!

★cinnamonさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうございます。
父が亡くなってすぐのときは、「こんなに頑張ったのに!」って思ったけど、今は、こんなに頑張る機会を持つことができて、それを多少なりとも父に見せることができて良かったのかもと思えるようになりました。
いろいろとまだバタバタしてるけど気持ちはだいぶ落ち着いてきました。疲れから風邪をひき始めてるよーな気がしないでもないのだけど、今はまだ気づかないふり(?)をしてます(笑)

★unitaroさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうございます。

★tsunanyさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうございます。
父が入院中は、私が父の代わりに父のお店でやってたことをなかなか伝えることができなかったけど、今はきっと父もわかってくれていたのかなっと思えるようになりました。父が喜んでくれていると嬉しいなと思います。
私にもお気遣いありがとうー。

★komiさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうございます。
まさに、ホント「ふとした時」なんですよね。普段バタバタと後かたづけしている間は大丈夫なんだけど。何気ないときにふと思い出して悲しくなって涙をおさえることができなくなります。
そうですよね。泣きたいときはいっぱい泣いてしまおうと思っています。
そして少しずつ本物の笑顔で生きていけるようになりたいと思います。

★momoringさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうー。
つまんないことだなんて~そんなこと全然ないです。
momoringさんの優しい気持ち伝わってきました。ありがとうございます。
家族が全員揃ってから旅立っていった父がなんだかとっても父らしい気がします。寂しがり屋だったからみんなが揃うのを待っていたのかもしれません。
今は私がやってきたこともきっと父に伝わっていたのかなって思えるようになりました。天国に向かう途中のどこかで私に向かって「ん、上出来。」とか言ってるかもしれません。
by もも (2005-12-23 23:07) 

もも

★sainekoさん、こんばんは。
お悔やみの言葉ありがとうございます。
入院中、父が少し元気だったときに私が「お店のことは心配しなくていいからね」と言ったら「なんで心配しなくていいんだー!?」とちょっと怒ったように言ってきたことがあったの。だから私もむきになって「私が頑張ってるもん」って言い返したら呆れたように笑ってた。
半分は私になんてできるわけないって思いながら、半分は嬉しかったのかなって今は思います。
私のこと心配してくれてありがとう~。sainekoさんの優しい気持ち伝わってきましたヨ。
風邪は、なーんとなく咳が出始めているような…、なーんとなく喉が痛いような気がしないでもないのですが、今は気づかないふりをしてます(笑)
by もも (2005-12-23 23:13) 

女王猫

ももしゃん~、、よしよしどんなにお辛いか、あたし分かるよ~
長くなりそうなんで、メールにします。
どうか受け取って下さいませ。
by 女王猫 (2005-12-24 21:40) 

もも

★女王猫さん、こんばんは。
メールありがとう~。読ませていただきましたヨ。お返事も送りました~。
女王猫さんの優しくて温かい気持ちが嬉しかったです。ホントにありがとー。
by もも (2005-12-27 21:47) 

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